こんにちは!
東京都港区の整体院|白金台カイロプラクティックの宮川です。
私のブログに訪問していただきありがとうございます。
「毎朝起きると、首が痛くて、病院に行った方が良いですか?」
「首の痛みが強くなってくると、必ず頭痛なります。」
「もしかして、この目眩(めまい)の原因は、首の痛みやこりですか?」
「首から頭のこりがひどく、頭痛と目の疲れが取れません。」
「肩から背中もバリバリに凝っていて、呼吸も苦しいです。」
「首の痛みやこりに効く方法や治し方を教えてください!」
患者さんからこの様な質問や相談を良く受けます。
あなたにも同じような悩みがある様でしたら、
今回の内容がお役に立つのではないでしょうか。
※あまりにも首の痛みが強い場合、長引く首のの痛み、
じっとしていても痛い場合、発熱をともなう場合は、
整形外科で医師による診察を受けましょう。
首や肩、背中は意外にその部分をストレッチをしても
なかなか効果が出にくい部分です。
逆に、首はストレッチをやり過ぎて、痛みが強く
なることもあります。
注意が必要な場所です。
では、自分でこっている部分をもんだらどうか?
これもあまりお勧めしません。
整体院にいらっしゃる方の中に、自分で毎日一生懸命
首や肩をもんでいる方が結構います。
つらいから揉んで楽にしたいという気持ちはとても
わかります。
でもちょっと待って下さい。
もしかしたら、良かれと思ってやっているのが
首の痛みや凝りの原因かもしれません。
■実は、筋肉は揉みすぎると、硬くなります。
ご存じでしたか?
自分で首肩を揉んでいる人の首をさわるとすぐに
分かります。
だって、正常な筋肉では無いんです。
筋肉というより、人工物。
プラスチックというのが私の中ではしっくり来ます。
表面の弾力性が無くなり、血液の循環がとても
悪くなっています。
首の筋肉に常に刺激を与えてしまうと、
その刺激から身を守ろうとして硬くなります。
その硬くなった筋肉が、血管や神経を圧迫して
循環が悪くなり、余計に凝ってしまう。
こんな悪循環になります。
しかもこの首の筋肉の状態を戻すのに一苦労なんですよね。
筋肉の細胞が入れ替わるまで待たないと行けません。
だいたい、3か月から6か月。
その間は、強い刺激は絶対駄目です。
自分で一生懸命揉んでいるのに、
首の痛みやこりが余計につらくなっている
場合は、やり過ぎですので、絶対にやめてくださいね。
■じゃあ、ストレッチで柔らかくしれば良いの?
首の筋肉を揉んで駄目なら、引いてみな。
ということで、ストレッチはどうなのか?
気持ちが良い程度は大丈夫です。
でも、首は繊細な場所です。
そして、ストレッチのしすぎもまた首の痛みやこりが
悪化する原因になります。
ストレッチのしすぎの人の首も特徴があります。
グニャグニャしているのに、首から肩にかけて
こった感じや痛みがあったりします。
ゴムを想像してみて下さい。
輪ゴムでも、パンツのゴムでもOKです。
しょっちゅうグイグイ伸ばしているとどうなりますか?
だんだんと伸びて長くなり、元の長さに縮まなく
なってきます。
筋肉も同じです。
ストレッチで伸ばしすぎると、伸びきったゴム状態になります。
こうなると、筋肉本来の機能である、縮まって関節を動かす
事が出来なくなります。
要するに、ボーリングの球ほどの重さがある頭を上手く支えられ
無くなってしまうわけです。
あっちへフラフラ。
こっちへフラフラ。
上手く力が入らないため、余計な力を使い始めます。
こうなってくると、首の痛みもこりもひどくなってきてしまいます。
■首をバキバキ鳴らすとスッとして気持ちが良いんだよね~
これは絶対自分ではやらないでください。
多くのひどいケースを見てきました。
首の関節を鳴らすと気持ちが良いのは分かります。
バキッ。 ポキッ。
と鳴ったときに、その刺激を脳が気持ちがよいと感じます。
確かに、関節や筋肉がゆるんで一時的には楽になります。
しかしこれを繰り返していると、首の関節をつないでいる
靱帯(じんたい)がのびてしまいます。
こうなると、首の関節はグラグラになり、頭を支える事が
出来なくなります。
代わりに筋肉が一生懸命に頭と首を支えるために活動するので
これが首の痛みやこりにつながります。
最初はバキバキ、ポキポキなっていても、そのうち鳴らなく
鳴ります。
そして、鳴らそうとする度に、痛みが走るようになります。
最悪、首の痛みに加えて、腕や手のしびれにまで発展することがあります。
こうなってしまったら、整形外科で医師による診察を受けてください。
首の骨である頸椎の骨の変形や椎間板ヘルニアなどによって、
神経への圧迫なども考えられます。
多くはこのパターンで悪化していきますので、
首の関節をボキボキ鳴らすのは、本当に注意してくださいね。
では、どうすれば良いのか?
質問を頂いた、患者さんへ私からアドバイスをさせて
いただき、効果を感じていただけた方法があります。
それを次回にお伝えしたいと思います。
首の痛み・こりには、揉んだりストレッチしてはいけない理由とは?後編
本日も私の投稿をお読みくださり、
ありがとうございました。